【たむらぱん】今の時代を楽しむキーワードは“しなやかさ”と“夢中”…光と影の狭間に立つ者としての歌を生んできた彼女らしい、現代を生き抜くヒントが今作にはいっぱい。生きるって大変だぁと嘆く前にまずは「バンブー」と「マウンテン」を。
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今から20年以上前の話だが、ファミリーコンピューターの登場は日本中の子供たちを熱狂させた。教室で「ファミコン買ってもらった」なんて口にしたら、すぐさまヒーロー。変な話、友達もすぐ増えた。幸せな時代だったと思う。けれど、現代はあの次元のハッピーはなかなか空から降ってきてくれない。何もかも出尽くし「自分なりの幸せをどう見つけていくか」なんてことを考えなきゃいけない。それはとっても困難で、故に人はすぐに生きづらくなる。で、聴いてもらいたいのが、たむらぱんのニューシングル「バンブー/マウンテン」だ。何を突拍子もないことを……とお思いかもしれないが、ここには今を生き抜くヒントが実にポップに表現されている。頑なすぎて折れてしまうなら、ちょっとは妥協して未来を繋ぐ“しなやかさ”を持ち、笑いながら歩いていこうと呈示する「バンブー」。どうせ乗り越えなきゃいけない山があるなら“夢中になれた方が幸せ”という想いから生まれた「マウンテン」。いずれも絵本のようにファンシーな曲調ではあるが、次々と目から鱗的なフレーズが飛び出し、この時代も悪くないって気にさせてくれるのだ。これからは自分次第、だったらそれに熱狂すればいいんです。 |








